音楽療法士の就職状況

音楽療法士として実際に活動を行う場所には、精神科のある病院、一般病院のリハビリテーションセンター、養護学校、小学校や中学校などの養護学級といった学校関係、デイケアなどの老人保健施設、児童施設などがあります。

音楽療法士の資格が現時点ではまだ国家資格ではないこともあり、求人の募集はそれほど多くないというのが現状です。
派遣、非常勤、ボランティアでの採用が多く、正社員や常勤の求人は少ないと言っていいでしょう。
いっぽう、アメリカやドイツなど、音楽療法の先進国といわれている国では、有効な治療手段として認められているために、その活躍の場も幅広いものとなっているようです。

しかし、世界的にみると病院が率先して音楽療法を治療に取り入れているところもあるほど、関心と理解が広まってきていますので、その影響は今すぐではないとしても、徐々に浸透してくることが期待されます。

また、インターネットで求人を検索する場合、音楽関連の人材募集サイトや、医療・福祉関連の人材バンクといったサイトが参考になります。
求人が発生するのは不定期ですが、こうしたサイトに登録をしておいて、こまめに情報を集めるのもよい手段かも知れません。

ミュージックジョブネット

アクターのメディカル人材バンク

介護・医療業界の求人「カイゴワークス」

日経求人サーチ